「働ける」を促進します

いきいきと働ける毎日のために

我々は「働ける改革」を目指しています。
雇用促進は従業員の労働環境満足度の先にある課題と位置づけました。
そこで、従業員一人ひとりの労働環境を心と身体、そしてチームの関係性から整えていくことを提案しています。
今、盛んに言われている組織中心、制度中心の考え方ではなく、従業員一人ひとりの「働ける環境を整える改革」です。
働きたい人が働きたいだけ働ける。健全で健康な企業が増えて欲しい。

“ミリョク”をつくり “シクミ”をつくる それが「働ける改革」

どんな仕事?(仕事内容、企業そのもの)
どこで働く?(働く場所、地域 )
誰と働く?(同僚、雰囲気(、顧客、ビジネスパートナー)
どんな風に働く?(働き方、プライベート)
いくらもらえる?(給与・待遇)

何のために働くのか?その環境は私に適しているのか?
自分の夢や生き甲斐を感じることができるのか?
そして、そのことを会社は知っていてくれるのか?

働く人を中心に「働ける職場環境」をともに作ります。

我々のメゾットは「エンパワメント・システムズ」

本当に大切にしたいコト、叶えたいコト、やりたいコトと、それを実現するための情熱と力は、誰でもそれぞれが持っています。それらを発揮できていないのだとすれば、妨げているモノはなんでしょう?

私達は、働く環境の中に潜む“妨げているモノ”を取り除くために、ココロ・身体・関係性の3つの方向から焦点を当て、それぞれが解決に向けて行動に結びつけることが大切だと考えました。

私達が目指すエンパワメント・システムズとは、単なる励ましや誉め言葉による心理的な高揚感を与えるのではなく、また、知識さえあれば取り除けるといった欠如モデル的な発想でもなく、主体性や創造性、対応力等、実際に成果に結びつく知識や情報を与え、行動力を引き出し、幸せに力強く働ける環境を自ら作ることを可能にするものです。

妨げているモノに、自ら気づき、取り除くための行動できると、難しい課題に対しても、自分で選択・意思決定し前へ進もうとする気持ちが湧き上がってきます。つまり、内発的動機付けが行なわれている状態と言えます。エンパワーメントの推進により、社員のやる気の向上や当事者意識の醸成につながり、仕事において高いパフォーマンスを発揮することが期待できます。

それぞれが、ココロ・身体・関係性の不具合に気づき、取り除くことで、自らの持つ潜在能力を最大限に発揮する状態を作り、そのような考え方を組織内に浸透させることで個人の能力が発揮されやすい職場づくりにつながります。

事例の一部をブログで公開中です。

改革のためのシックスサークルピラミット「エンパワーメント相乗モデル」

エンパワーメントには3つの種類があります。
1.セルフ・エンパワメント(自分力エンパワーメント)
2.ピア・エンパワメント(仲間力エンパワーメント)
3.コミュニティ・エンパワメント(組織力、地域力エンパワーメント)
これらを組み合わせて使うことがエンパワーメントの実現に有効であり、「エンパワーメント相乗モデル」といいます。

働きたい人が働ける環境は5つの項目で分析していきます。

 

エンパワーメント(empowerment)とは

一般的に広義では、「人間は一人ひとりが本来素晴らしい潜在能力を有している」という前提のもと、その力を能動的に湧き出させ、顕在化させることを意味します。日本では“能力開化”や“権限付与”とも言い、エンパワーメントの考え方は昨今大きな広がりを見せ、保健医療福祉、教育、企業などでも用いられています。

エンパワーメントは、たんに個人や集団の自立を促す概念ではなく、人間の潜在能力の発揮を可能にする社会を実現しようとするところに価値を見出します。

エンパワーメント概念の基礎を築いたジョン・フリードマンはエンパワーメントを育む資源として、生活空間、余暇時間、知識と技能、適正な情報、社会組織、社会ネットワーク、労働と生計を立てるための手段、資金を挙げ、それぞれの要素は独立しながらも相互依存関係にあるとしています。

企業・人事系以外でのエンパワーメント

◆保健医療福祉
これらの領域では、「サービス利用者が日常生活において自分の人生の主人公となれるよう、自己選択・自己決定を行う力をつけて、自分自身の生活や環境をよりコントロールできるようにしていく」という、エンパワーメントの考え方を持ちながら支援をしていきます。

◆教育
子育てや教育の分野におけるエンパワーメントという概念には、「人は誰もが素晴らしい力を持って生まれ、生涯にわたりその力を発揮し続けることができる」という考えが強くなります。すなわち、子どもたちに対し何かを教えるのではなく、彼らの本来持つ能力を信じ引き出す、というアプローチをとります。

 

 

働ける環境推進協会 準備室